地球の〇〇に敬意を表して

敬意を表して

他に表現が思いつかなかったのですが、地球の〇〇と言われるものを調べてみようかと。

地球のへそ:オーストラリアのエアーズロックは有名ですね。高さ300m超で全体の90%はまだ埋まっているという砂岩の巨大な一枚岩だそうです。大きさと形状的な意味でへそのイメージなんですかね。地球の、という単語がつくだけあってスケールが壮大ですね。

エアーズロック | ウルル=カタ・ジュタ国立公園 | 世界遺産オンラインガイド
エアーズロックはオーストラリアのノーザンテリトリーにあり、世界遺産「ウルル=カタ・ジュタ国立公園」の中にあります。オーストラリアのほぼ中央部に位置するため、世界の中心という意味合いで「大地のへそ」や「地球のへそ」とも呼ばれることがあります。...

地球の肺:最近は諸説あるようですが、代表的なものでアマゾンの熱帯雨林。大量の二酸化炭素と酸素を交換するような働きが肺とみなされたようです。森林が多く光がたくさん当たるエリアなので、光合成が活発なんでしょうね。その営みは地球の呼吸とも呼ばれることもあるみたいです。

中央アマゾン保全地域群 | ブラジル | 世界遺産オンラインガイド
中央アマゾン保全地域群 中央アマゾン保全地域群は2000年に世界最大の熱帯雨林エリアとして、「地球の肺」と呼ばれる二酸化炭素の吸収量と酸素の 放出量が評価され世界遺産に登録されました。植物の多様性と独特の生態系、また絶滅危惧種が多数生息する...

地球の心臓:まだあまり確立されてないようですが、赤道大気が鼓動を打つように振動するとか、海の重要性から心臓と見立ててみたり、という表現はありました。

地球の腎臓:湿地をこのように呼ぶことがあるのですね。沈んだ泥が天然のろ過装置として水を浄化する様を、腎臓の老廃物をろ過する様になぞらえたと。地球全体の湿原、沼地、マングローブなどで1200万km²を占めるようです。

湿地の素晴らしさを守る | アブドゥル・ラティフ・ジャミール®
湿地は汚染物質をろ過して生命を維持する「地球の腎臓」の機能をしていて、生態系において重要な役割を果たしています。詳細はこちらをご覧ください。

地球の皮膚:オゾン層であったり、土壌であったりするみたいですね。地球や地表を覆われているイメージですね。レオナルドダヴィンチは、水を地球の血液、岩石を地球の骨と捉えていたとか。

レオナルド・ダ・ヴィンチは地球を「生物」と考えた!?
養老孟司氏「面白くてためになる。生物学に興味がある人はまず本書を読んだほうがいいと思います。」、竹内薫氏「めっちゃ面白い! こんな本を高校生の頃に読みたかった!!」、山口周氏「変化の時代、“生き残りの秘訣”は生物から学びましょう。」、佐藤優...

地球のハミング:持続的に人には聞こえない程の低周波で、地球が歌っているようなのですね。その正体は海洋波の衝突音のようです。

聞こえる人には聞こえる「地球のハミング」の原因:研究結果
人間の耳には聞こえないが、観測装置によって検知できる持続的低周波音。この地球の「ハミング」の発生源はこれまで不明とされてきたが、海洋波の衝突が原因であるとの研究結果が発表された。

他にも地球の体温という表現があったりするようですが、地球をまるで一つの生命体のように捉えるガイア理論のアプローチもあるようですし、詩的な表現や例えとしての地球の〇〇という表現もあるようです。今のところ、ある程度共通認識になっているのは、地球の肺と腎臓という感じでしょうか。地球を身近なイメージで捉えてみようとした試みでした。地球は壮大ですね。地球スゴイ。

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