量子を調べていると、その物質を構成している物質をさらに構成しているものがあり、と続くので、逆に、その物質を含む物質をさらに含む物質があり、とすると、まるで住所のような感覚になってきました。その視点で地球を見ると、地球は太陽系の一部で、太陽系はさらに宇宙の一部で、と階層的になっていくので、宇宙という観点での地球の住所を見てみました。
ラニアケア超銀河団
現在分かっている中での最大のサイズは、ラニアケア超銀河団と呼ばれる、5億光年の範囲に10万個の大型銀河が集まった超銀河団だそうです。ここに含まれる超銀河団は、おとめ座超銀河団、うみへび座・ケンタウルス座超銀河団、くじゃく座・インディアン座超銀河団などがあるようです。地球は、この中のおとめ座超銀河団に含まれるみたいです。

おとめ座超銀河団
おとめ座超銀河団(局所超銀河団)は、1億光年の範囲に約100個の銀河群と銀河団が集まった超銀河団だそうです。ここに含まれる銀河群や銀河団は、おとめ座銀河団、局所銀河群などがあるようです。地球は、おとめ座超銀河団の端の方にある局所銀河群に含まれるみたいです。
局所銀河群
局所銀河群は、1000万光年の範囲に50個を超える銀河が集まった銀河群だそうです。ここに含まれる銀河は、天の川銀河、アンドロメダ銀河などがあるようです。地球は、この中の天の川銀河に含まれるみたいです。
天の川銀河
天の川銀河は、10万光年の範囲に1000億個を超える恒星が集まった銀河だそうです。ここに含まれるものは、大マゼラン雲などの伴銀河とオリオン腕やいて座腕などの渦巻腕があるようです。地球は、天の川銀河の端の方にあるオリオン腕に含まれるみたいです。
オリオン腕
オリオン腕は、1万光年の範囲に多くの恒星や星雲が集まった構造だそうです。ここに含まれるものは、太陽系、オリオン大星雲、プレアデス星団、ベテルギウス、シリウスなどがあるようです。ここでようやく太陽系が出て来るのですね。
地球の住所スゴイ
以上から、地球の住所をリストにしてみると、
- ラニアケア超銀河団
- おとめ座超銀河団
- 局所銀河群
- 天の川銀河
- オリオン腕
- 太陽系
- 第3惑星 地球
- 太陽系
- オリオン腕
- 天の川銀河
- 局所銀河群
- おとめ座超銀河団
ということになりそうです。宇宙の端の方のさらに端の方のようですが、このように見ると壮大な宇宙の一部であることがのですね。地球の住所スゴイ。地球という存在スゴイ。