団粒に敬意を表して

物質に敬意を表して

表面張力を調べていると土壌の保水の話が出てきまして、保水力の高い土壌の特徴として団粒構造という土の状態があるようです。団粒はだんご状になった大小の土の塊がバランス良く混ざり合っていて、適度な隙間がたくさんある状態だそうです。両立の難しい保水性と排水性をバランス良く備えて、通気性・保肥性に優れているため、植物が良く育つのだとか。

一握りの土の中にも無限の世界|理学クエスト ようこそ、探求の世界へ。 信州大学 理学部

団粒のなかにも微細な通路があり、団粒と団粒の間には少し広い通路があるため、多すぎる水は重力に沿って下に流れ、表面張力によって留められる水は、団粒間に保水されるようです。水は一定の範囲で上下左右に細かく回流し、上層と下層に満遍なく水や栄養が行き渡るのだそうです。根が水を吸って水が減ると、この回流によって、すぐさま水が補給されるのだとか。団粒スゴイですね。

農文協の主張:土に「回流」と「循環」をつくりだす土ごと発酵と施肥改善がつくる健康土壌(2001年10月)

団粒をつくるためには、土と土をくっつける糊のようなものが必要で、根の腐敗物や土中の細菌や小動物が出す粘質物が糊の役割を果たしているという説があるそうです。この団粒をつくる生物の代表がミミズで、ミミズが生み出す糊は耐水性で丈夫なのだそうです。ミミズは、落ち葉などを分解して、多くの微生物を含む良質な団粒を生産する生態系エンジニアなんですね。

事業内容|株式会社豊徳|徳島・小松島の総合物流・ 運輸・倉庫業・請負事業・多品種事業
事業内容|株式会社豊徳(徳島県小松島市)は、1955年創業の総合物流企業です。陸海輸送を中心に、 運輸・倉庫業・請負事業・多品種事業・商品販売まで幅広く展開。環境にやさしい輸送ネットワークの構築とお客様の発展に貢献しています。採用情報も掲載...

土壌にいる微生物も常に活発というわけでなく、有機物などの資源から離れると休眠状態になるそうです。ミミズは休眠状態の微生物ごと体内に取り込み、同時に取り込んだ有機物によって微生物を起こして分解を促すのだとか。ミミズ、スゴイ。落ち葉に含まれているポリフェノールは、他の生物にとっては毒になり食べることができないそうで、ミミズはこのポリフェノールに耐性があるようなのです。ミミズ、スゴイ。

RESEARCH 土は生きている—土壌動物が育む土壌環境
JT生命誌研究館は“生きている”を見つめ“生きる”を考えています。生命誌について、研究館の活動について、生命誌から生れた世界観について、ホームページの構成について、館のメンバーの書いた日記についてなどなど是非ご意見をお願いします。

団粒を調べていたら、ミミズのスゴさになってしまいましたが、団粒は、隙間があるため植物も根を伸ばしやすく、隙間に多くの微生物が住まわせることができ、生態系を豊かにする土壌そのもののようです。団粒スゴイ。地球の生態系スゴイ。

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