調べれば調べる程、キノコ、菌類の凄さを感じます。菌類は有機物を無機物に分解するという、地球の物質循環の重要な部分を担っているのですね。そんなキノコの世界はかなり不思議なようです。性別が1万7000種類以上もあるキノコもいるとか。これだけ性別が多いと、隣り合ったキノコが性別的に適合する可能性が98%にもなると。かなり強力な種の継続システムですね。

そして、キノコは電気信号を発して約50個の単語を使って会話をしているという情報もあります。どんな会話なんでしょうね。「こっち湿気多いよ」、「虫に注意!」とかでしょうか。キノコは菌糸体で繋がっているイメージなので、会話があった方が全体としての生き残りに有利なのかもしれません。

個が判断して全体として利を得るという自律分散型の生命体、キノコ、ハチやアリなど心底スゴイと思いますが、特に粘菌。たくさんの菌の集まりなのに、まるで1つの知性や知能があるかのように動いていくそうです。関東の都市部の縮小マップを用意して、各都市の位置にエサを置くと、まるで鉄道の路線図のような合理的ネットワークを形成したとか。

それぞれの菌同士で頻繁に情報伝達をしているのだと思いますが、スゴイ生命体ですね。このような菌糸のネットワークは森林などの地中でも形成されていて、樹木の根や土石なども巻き込んだネットワークになっているそうです。このネットワークが樹木同士の会話を可能にしていると。そして、マザーツリーと呼ばれる最長老のような樹に繋がり、森全体の炭素や水の貯蔵、微生物の生息を含めたバランスを取っているようなのです。長寿の樹には知性が宿っているのかもしれません。

この菌糸ネットワークは情報だけでなく、栄養も送り合うこともできるそうで、通信経路と供給経路を兼ねていると。目に見えない地中で繋がりあってて、地球の多種多様な共生を支えているキノコ、スゴイ。地球の生態系、スゴイ。